JAバンク群馬、推進大会開く 先進事例を表彰
2023.06.14 19:16
JAバンク群馬は6月14日、前橋市の群馬県JAビルで「推進大会」を開いた。県内15JAの役職員ら90人が参加して県域表彰と先進事例コンテストを実施。持続可能な経営基盤をめざす大会決議も採択した。
最初に群馬県JAバンク運営協議会の唐澤透議長が「農業資金の供給を強化し、新NISA(少額投資非課税制度)など環境変化も踏まえて機能発揮に取り組む」と挨拶。先進事例コンテストは、県内JAの独自の取り組みを表彰し共有する狙い。書面審査を通過した6JAが各3分間発表した。最優秀賞は「477先への農業者訪問活動」(利根沼田)。優秀賞は「全職員による組合員訪問活動」(邑楽館林)が選ばれた。
2022年度総合表彰最優秀=前橋市、同優秀=たのふじ、邑楽館林。項目別表彰では、農業融資=嬬恋村、前橋市、あがつま。JAバンクローン=たのふじ、前橋市、たかさき。調達=たのふじ、太田市、たかさき。預かり資産=佐波伊勢崎、前橋市、邑楽館林。
大会決議では農業・地域での存在感向上、選ばれ利用される金融機関としての地位確立、持続可能な収益向上の確立――を宣言した。