桐生信金、カッコソウ協議会に20万円寄付
2023.06.10 16:09
桐生信用金庫(群馬県、津久井真澄理事長)は6月10日、カッコソウ協議会に20万円を寄付した。
カッコソウは、地球上で桐生市とみどり市にまたがる鳴神山周辺だけに分布するサクラソウ科の植物。春に濃いピンク色の花が咲く。国内希少野生動植物種に指定されたカッコソウを保全するため、同協議会は2014年4月に発足。桐生信金は16年度から寄付を続け、8回目の今回を合わせると累計寄付額は約160万円になった。
当日は津久井理事長と総務企画部の平賀知沙部長代理がカッコソウを育てている「桐生自然観察の森」を訪れ、寄付金贈呈式を開催。同協議会の会長を務める荒木恵司・桐生市長に感謝状と目録を手渡した。寄付金はカッコソウ管理地の整備などに充てられる。

同信金は寄付のほか、新入職員15人を含む職員21人がプロバスケットボールチーム「群馬クレインサンダーズ」運営会社の役職員と合同で4月27日、桐生自然観察の森の敷地内にカッコソウの苗を植えるなど保全活動にも取り組んでいる。
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