【植田日銀・発足2カ月】「黒田緩和」踏襲 慎重な船出 よぎる欧米の〝初動遅れ〟

2023.06.09 04:50
金融政策 日本銀行 債券市場
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク
日本銀行の植田和男総裁が4月9日に就任して2カ月が経つ。黒田東彦前総裁から引き継ぐイールドカーブ・コントロール(YCC)の修正・撤廃といった「植田カラー」の早期打ち出しを予想する金融関係者は少なくなかったが、大規模緩和の継続を繰り返し訴える慎重な船出に。海外経済や国内物価の動向を丹念に見極める姿勢を前面に出し、市場では現行政策を当面、維持...

この記事をご覧いただくには会員登録が必要です。
無料会員に登録いただけますと1ヵ⽉間無料で有料会員向け記事がご覧いただけます。
ぜひ、お試しください。

有料会員の申し込み 無料会員でのご登録
メール 印刷 Facebook X LINE はてなブックマーク

関連記事

政府・日銀、5兆円規模で為替介入か 実施した可能性は「9割以上」
各国中銀と民間銀、新・国際決済インフラ構築 資産「トークン化」見据え
日銀調査、地域金融機関のオフィス賃貸業向け融資が増加 市況変化受けやすく
日銀、マイナス金利政策解除 利上げ17年ぶり YCCも撤廃

関連キーワード

金融政策 日本銀行 債券市場

おすすめ

アクセスランキング(過去1週間)