日本銀行は、既存の統計でつかみづらい店頭デリバティブ市場の実態分析で、詳細な取引情報が記録された「高粒度データ」の活用を進めている。デリバ市場のなかで最も取引残高の大きい「金利スワップ」の分析では2020年春ごろに、海外金融機関が縮小したポートフォリオの「円金利リスク」を大手行が吸収する姿などをより精(せい)緻(ち)に確認した。
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