大阪取引所、デリバ6商品を上場 活性化へ取引小口化

2023.05.29 19:11
デリバティブ 取引所
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挨拶する大阪取引所の横山社長(5月29日)

日本取引所グループ(JPX)傘下の大阪取引所は5月29日、6つの新しい金融派生商品(デリバティブ)を上場した。取引単位の小口化で市場を活性化することなどが狙い。


同日上場した「日経225マイクロ先物」「日経225ミニオプション」は、取引単位が既存商品の10分の1。そのほかに上場したのは、日銀が公表する無担保コール翌日物金利(TONA)を対象にした「TONA3か月金利先物」と、ESG(環境・社会・企業統治)指数を使った先物3商品。


横山隆介社長は「国民の資産形成の流れの中で、小口化商品は個人投資家のニーズに合う。これで小口から大口まで幅広い品揃えが整った」と強調。また、大阪取引所の存在価値向上について「昨年からIPO支援などに注力しており、大阪経済の活性化についてデリバティブの枠を超えて貢献していく」と話した。

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