大阪取引所、デリバ6商品を上場 活性化へ取引小口化
2023.05.29 19:11![](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2023/05/on大阪IMG_3615.webp)
日本取引所グループ(JPX)傘下の大阪取引所は5月29日、6つの新しい金融派生商品(デリバティブ)を上場した。取引単位の小口化で市場を活性化することなどが狙い。
同日上場した「日経225マイクロ先物」「日経225ミニオプション」は、取引単位が既存商品の10分の1。そのほかに上場したのは、日銀が公表する無担保コール翌日物金利(TONA)を対象にした「TONA3か月金利先物」と、ESG(環境・社会・企業統治)指数を使った先物3商品。
横山隆介社長は「国民の資産形成の流れの中で、小口化商品は個人投資家のニーズに合う。これで小口から大口まで幅広い品揃えが整った」と強調。また、大阪取引所の存在価値向上について「昨年からIPO支援などに注力しており、大阪経済の活性化についてデリバティブの枠を超えて貢献していく」と話した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「生活基盤プラットフォーム」正式決定 25年2月から開始 住所変更など
- ひろぎんHD、サイバー攻撃対策を事業化 金融系初の体験型施設
- 信金、公金預金戦略が岐路 入札金利上昇で撤退も
- 金融庁、マネロン検査継続 基本的な態勢整備徹底へ
- SBIHD、酒造会社の投資で地銀と連携 ファンド規模1000億円を視野に
- デジタルキャンプ、初の女性コンサル研修 グループワークで「リアルな声」
- 百十四銀と伊予銀、ウェルビーイング取り組む意義は? 女性人事部長同士で対談
- 肥後銀、CO2排出量算定システムを2000先が利用 地域金融機関に推進へ算定・開示対応も
- 東栄信金と足立成和信金、新金庫名は「したまち信用金庫」
- 【都市対抗】明治安田、前回準Vヤマハにコールド勝ち 終盤に打線爆発