宇和島信金、本部ビルを新築移転 24年4月に竣工
2023.05.24 18:40
宇和島信用金庫(愛媛県、清家義幸理事長)は5月24日、本部ビルの新築工事に着手したと発表した。移転先は現本店ビル東側の公道を挟んだ向かい側で、移転した伊予銀行追手支店の跡地。築60年超の現本店ビル老朽化や、2022年の創立100周年記念事業の一環として実施。さらに南海トラフ地震に備えて防災機能を充実した建て替えを行う。24年4月20日竣工、5月下旬ごろ業務開始を予定している。
新本部ビルへの移転は本部組織のみとし、現本店ビル1階の本店営業部はそのまま業務を継続する。
新本部ビルは高さ約19メートルの地上4階・地下1階の鉄筋コンクリート造り。また自家発電設備設置のほか、3階にはバリアフリーを意識した多目的トイレを設置。4階は109平方メートルの大会議室を設け、総代会などに活用する予定。敷地面積578.85平方メートル。延べ床面積1300.05平方メートル。来客用駐車場は4。新本部ビル住所は、宇和島市本町追手2の4の10。
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