京都銀、四条支店を大和証券ビル3階に移転

京都銀行は5月8日、四条支店（柏原光雄支店長＝行員19人うち渉外9人。パート3人）を旧店舗から西へ約100メートルの大和証券京都ビル内に移転開店した。

同店は四条通に面した基幹店舗で1951年開設。預金約525億円、貸出金約250億円で、預金の約65％、貸出金の約15％が個人取引。63年から旧店舗で営業しており、老朽化に伴い建て替えまたは移転を検討。主幹事証券会社で親しい関係にある大和証券が建て替えた京都ビル（22年12月竣工）の3階にテナント入居することになった。

応接室は従来の1室から2室に増やし、これまでなかった個別相談ブースを2つ設置。土井伸宏頭取は「コンサルティングに対応しやすくなった。目的を持ったお客さまが来店されるので3階でも営業できると判断した。市内随一の繁華街であり、買い物などの際にお寄りいただきたい」と。大和証券とは「京銀証券と競合するが、協力できるものはして相乗効果が出せれば」と話した。

延べ面積427平方メートル、ATM4台（同ビル1階）、駐車場6台。