関西

顧客を〝識る〟 須戸・北おおさか信金理事長

4月17日に創業100周年を迎えた北おおさか信用金庫(大阪府)。須戸裕治理事長に節目の思いなどを聞いた。 ◇ ――100周年への思いは。  「北大阪地域の6信金が合併して設立した。事業所数も多く、顧客に支えられた。一方、規模

須戸裕治・北おおさか信金理事長
京都中央信金、グリーンローン実行 紙おむつのリサイクルに

京都中央信用金庫(京都市、白波瀬誠理事長)は4月30日、産業廃棄物処理などを行う南丹清掃(京都府亀岡市)にグリーンローンを実行したと発表した。融資金額は1億1600万円。資金使途は、使用済み紙おむつのリサイクル事業の設備資金で、具

MUFG、大阪府に1000万円寄付 能登の子供たち万博に招待

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は4月28日、大阪府が運営する「能登半島地域の子ども大阪観光招待事業」に総額1000万円の寄付をしたとして、大阪府から感謝状が贈られた。 同グループ6社は、企業版ふるさと納税を利用し

吉村知事(左)から感謝状を受け取る早乙女副頭取(4月28日、大阪府庁)
みなと銀、神戸大と包括連携 大学に社員が常駐

みなと銀行は4月28日、神戸大学と包括連携協定を結んだ。産学連携を推進し、地域産業の高度化や新事業の創出を促進する。大学との包括連携は初めて。 連携内容は、独創的な研究開発支援、オープンイノベーション・共同研究推進、スタートアッ

協定を締結したみなと銀の持丸社長(左)と神戸大の藤澤正人学長(4月28日、神戸大産官学連携本部)
京都信金、職員向け「京信大学」200回 講座受講者、延べ4000人超

京都信用金庫(京都市、榊田隆之理事長)の職員向け研修講座「京信大学」が4月22日、200回目を迎えた。職員の「学びたい」「スキルを身に付けたい」といった声に応え、2023年7月にスタートした。講師のほとんどは職員が務め、講座の内容

3月6日開催の「中小企業のあるべき戦い方とは?」を受講する職員ら(京都信金本店)
池田泉州HD、新社長に阪口氏 一歩踏み込んだリスクテイク必要

池田泉州ホールディングス(HD)は4月25日、阪口広一取締役専務執行役員(60)が新社長に昇格する人事を発表した。6月25日に開催予定の定時株主総会およびその後の取締役会で正式に就任する。阪口氏は傘下の池田泉州銀行頭取も兼務する。

握手する阪口氏(左)と鵜川氏(4月25日、日銀大阪支店)
近畿産業信組、25年3月期決算 純利益138億円で最高益更新

近畿産業信用組合(大阪市、大本崇博理事長)の2025年3月期決算は、当期純利益が前年同期比25.35%増の約138億円、実質業務純益は同18.46%増の約183億円で、ともに過去最高益を更新した。 25年3月末残高は、貸出金が前

MUIC、スタートアップへ出資 SAFE型新株予約権をアレンジ

三菱UFJ銀行などが設立した関西イノベーションセンター(MUIC、大阪市)は4月24日、スタートアップ支援スキーム「SAFE型新株予約権」を用いた出資を行ったと発表した。アーリーステージにある企業の実証実験費用に投資し、効果・実績

日銀大阪支店、調査レポートを公表 関西スタートアップの挑戦

日本銀行大阪支店は4月24日、調査レポート「関西発、世界へ:万博で輝く関西スタートアップの挑戦」を公表した。2019年4月以来の調査レポートで、調査・分析活動の一環でまとめた。地域経済への貢献が狙い。 関西のスタートアップ企業は

名南M&A、日新信金と業務提携

名南M&A(名古屋市)は4月25日、日新信用金庫(兵庫県、山本良一理事長)とM&A(合併・買収)業務に関する業務提携を締結した。両者は、提携を機に事業承継支援やM&A支援業務に連携して取り組む。 同信金は兵庫県明石市、神戸市、三

近畿財務局、経済安保セミナー開催 国外への技術流出防止へ

近畿財務局は4月24日、「経済安全保障セミナーinOsaka」を大阪合同庁舎で開催。金融機関、事業会社から約110人(うちオンライン50人)が出席した。安全保障と経済を横断する領域でさまざまな課題が顕在化するなか、日本を取り巻く状

あいさつする鈴木理財部長(4月24日、大阪合同庁舎)
金融列島 NEWS 近畿、万博の次は「こちら」へ

4月13日に開幕した大阪・関西万博。内外から大勢の来場者でにぎわう。近隣地域も観光客の誘致に余念がない。 京都府は「EXPO KYOTO」の一環として、府内で抹茶体験や文化施設の特別展示を開き集客を図る。京都南部のけいはんな学研

しがぎん福祉基金、11団体に1382万円を助成

滋賀銀行の「しがぎん福祉基金」(高橋祥二郎理事長=滋賀銀行会長)は4月24日、同行本店で2025年度の助成金贈呈式を開いた。応募総数42件のうち11団体に対し、総額1382万円を助成した。 同基金は、同行創立50周年の記念事業と

目録を手渡す高橋理事長(左、4月24日、滋賀銀行本店)
上新電機、指で本人確認と決済 日立などが提供

上新電機(大阪市)は4月24日、日立製作所(東京都)と東武鉄道(同)が提供する生体認証決済サービス「SAKULaLa(サクララ)」を導入した。指をかざすだけで厳格な本人確認と決済などができるサービスで、関西地区では初めて。さらに、

指をかざすだけで本人確認、決済、ポイント獲得までワンストップで実現(4月24日、ジョーシン日本橋店)
MUIC、万博の「オンラインツアー」開催 高齢者・障がい者向けに

三菱UFJ銀行が設立した関西イノベーションセンター(MUIC、大阪市)は4月23日、大阪・関西万博のパビリオンの様子をライブ配信するボランティアサービス「オンラインツアー」を開催した。 MUICが実施する、誰もが楽しめる万博の実

約20人の施設利用者が万博会場の中継を視聴した(4月23日、ユーアイデイサービスセンターなごみ)
北おおさか信金、詐欺被害防止ポスターで 高校生7人を表彰 

北おおさか信用金庫(大阪府、須戸祐治理事長)は4月22日、特殊詐欺の被害防止を啓発するポスターコンクールの表彰式を開催した。茨木警察署と連携で、ポスターを描いた追手門学院中・高等学校(茨木市)の高校生7人・8作品を表彰した。 同

受賞した高校生と記念撮影に応じる須戸理事長(後列左、4月22日、本店)
大和信金、「TVer」で車ローンPR 仮申し込み増に寄与

大和信用金庫(奈良県、中村正徳理事長)は、民放公式テレビ配信サービス「TVer(ティーバー)」でのマイカーローンのCM放映で成果が出ている。配信中はスキップができないため、対象とした層にピンポイントで視聴される点に着目した。仮申込

京都信金、守山支店を移転開店 48カ店目の課題解決型店舗

京都信用金庫(京都市、榊田隆之理事長)は4月21日、滋賀県守山市にある守山支店(小森大恭支店長=職員11人)を移転開店した。同店は全96カ店中48カ店目の「課題解決型店舗」。窓口営業は午前のみとし、午後からは、取引先への訪問や予約

テープカットを行う榊田理事長(左)と小森支店長(右、4月21日)
近畿財務局、4月の経済判断据え置き 「米中関係を注視」

近畿財務局は4月22日、近畿2府4県の「管内経済情勢報告」(4月判断)を公表した。総括判断は「緩やかに回復しつつある」と7期連続で据え置いた。  個人消費、生産活動、雇用情勢の主要3項目の判断も据え置いた。ただ、生産活動は「一部

きのくに信金、ひょう被害で相談窓口設置

きのくに信用金庫(和歌山県、田谷節朗理事長)は4月21日、ひょうで被害を受けた梅や農産物の生産者の相談窓口を設置した。本店営業部と御坊営業部、田辺支店、南部支店の4拠点で当面の間、窓口と電話で対応する。 4月上旬から中旬にひょう

リサ・パートナーズ、京滋中小企業ファンドの発足会開く

リサ・パートナーズ(東京都)は4月21日、官民一体型の中小企業再生ファンド「京滋中小企業応援ファンド」の発足会を京都市内で開催した。ファンドに出資する京滋地区の金融機関役職員など約60人が出席した。 同ファンドは、中小企業基盤整

約60人が集まった発足会(4月21日、滋賀銀行提供)
京都銀、向日市の店舗を移転、上層階はSUのオフィスに

京都銀行は4月21日、向日町支店・東向日町支店(京都府向日市)を、JR向日町駅西口前に新設した京都フィナンシャルグループMUKOUビル内に移転した。1・2階部分を支店、3階は京都府に貸与し、スタートアップ(SU)企業が集積するイン

京都中央信金、市場支店を新築開店 一階で野菜を販売 上層階は賃貸住宅

京都中央信用金庫(京都府、白波瀬誠理事長)は4月21日、仮店舗に移転していた市場支店を元の店舗跡に建て替え新築開店した。支店は6階建てビルの2階で、1階には野菜や土産物を物販する「地域のにぎわいエリア」を開設し、上層階には「外部向

京都市中央卸売市場と連携したにぎわいエリア(4月21日、新店舗ビル1階)
三菱UFJ銀、姫路でコスプレイベント 早乙女副頭取が銭形警部に

三菱UFJ銀行は4月18日、姫路市内で地域活性化を目的としたコスプレイベント「姫CON2025」の関係者前夜祭を開催した。三菱UFJフィナンシャル・グループと同行が設立したイノベーション支援組織「MUIC Kansai」も同イベン

銭形警部に扮しランウェイを披露する早乙女副頭取(右奥)ら(4月18日、アクリエひめじ)
北おおさか信金、創業100周年記念式典 総代など160人出席

北おおさか信用金庫(大阪府、須戸裕治理事長)は4月18日、帝国ホテル大阪で創業100周年記念式典を開催した。来賓や総代、役職員など約160人が出席した。 創業100周年は4月17日に迎えた。須戸理事長は1925年の設立からの沿革

あいさつする須戸理事長(4月18日、帝国ホテル大阪)
奈良中央信金、取引先組織が 新入社員セミナーを開催

奈良中央信用金庫(奈良県、高田知彦理事長)の取引先組織「ちゅうしんビジネスクラブ」は4月17日、本店で新入社員セミナーを開催した。会員企業の新人・若手社員に社会人としての自覚や心構えを学んでもらう狙い。12社から30人が参加した。

グループでロールプレイングを行った新入社員セミナー(4月17日、本店、奈良中央信金提供)
南都銀、イオンモールに出張所開設 資産形成層との接点拡大へ

南都銀行は4月18日、奈良県大和郡山市のイオンモール大和郡山店3階に「郡山支店イオンモール大和郡山出張所」を新築開店した。土・日曜日、祝日も営業するスタイルで、若者など資産形成層との接点拡大を図りたい考え。 イオンモールへの出店

年間1千万人の集客があるイオンモールに出店した出張所(4月18日、大和郡山市)
枚方信金、東海道五十七次御宿場印帳を発売

枚方信用金庫(大阪府、吉野敬昌理事長)は4月17日、「東海道五十七次御宿場印帳」の販売を開始した。御宿場印帳はB5判変型、蛇腹折30ページ、3300円(税込み)。宿場五十三次分を掲載。 東海道五十七次は、いわゆる「東海道五十三次

御宿場印帳の見本(3月17日、枚方市内)
奈良中央信金、経営者の会が大阪・関西万博を視察

奈良中央信用金庫(奈良県、高田知彦理事長)の取引先企業の経営者でつくる「ならちゅうしん経営研究会」は4月16日、大阪・関西万博を視察した。万博内に展示する優れたサービスや製品、技術を見学し、今後の自社の経営に生かしてもらう狙い。会

兵庫県信金協、県内11信金の合同新人研修 先輩の経験談やメンタルヘルス学ぶ

兵庫県信用金庫協会(作田誠司会長=尼崎信金理事長)は4月15日、県内全11信金と信金中央金庫神戸支店に今春入庫した新入職員411人を対象に合同研修会を開催した。 研修は各信金の新入職員に仲間やライバルとして結束を高めてもらうのを

新入職員にエールを送る作田会長(4月15日、神戸文化ホール)

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