北洋銀、札幌南支店・すすきの支店を移転　他施設に先行し開店

北洋銀行札幌南支店・すすきの支店は5月8日、仮店舗から北西約300メートルにある市街地再開発で新築された複合ビル「moyuk SAPPORO（モユク・サッポロ）」内に移転した。

同ビルは地下2階・地上28階建て。同行は地上2、3階に営業室、さっぽろ地下街ポールタウン直結の地下2階にATMコーナーを設置。それぞれの敷地は同行が区分所有する。地上1階には夜間金庫を設置した。

開店セレモニーで安田光春頭取は「大通とすすきの地区の中間に位置する要衝の地。（複合商業施設の）モユク・サッポロに入ることで、これまで以上に多くのお客さまに来店いただけるだろう」と話した。

2階は預金や資産運用、3階は融資などの相談窓口。相談ブースは計20個。遮音性の高いフルクローズ型の個室相談ブースも設置。ATM6台、両替機2台。延べ床面積は非公表。

札幌南支店は2017年11月まで現在の場所で営業。周辺再開発に伴い同支店ビルを取り壊し、仮店舗営業していた。20年10月には、すすきの支店が札幌南支店内へ移転した。

モユク・サッポロの地下2階～地上6階には、同行のほか都市型水族館などの商業施設が入り、上層階は分譲マンションとなる。同行札幌南支店・すすきの支店が先行オープンし、ほかの商業施設は7月20日に開業予定。

新住所＝札幌市中央区南２条西３丁目20番地