福岡銀が7年連続首位、九州地区メインバンク 帝国DB調査
2023.04.28 19:16帝国データバンク(DB)福岡支店は4月28日、九州・沖縄地区のメインバンク調査を発表した。福岡銀行が12.8%と7年連続で首位となり、前回調査(2022年3月)と比べて0.02ポイント増加した。
2位は西日本シティ銀行で12.0%と同0.05ポイント増加。これに十八親和銀行、肥後銀行、鹿児島銀行と続いた。
グループ別では、ふくおかフィナンシャルグループは23.6%で同0.05ポイント低下。九州フィナンシャルグループは0.06ポイント上昇し12.9%。西日本フィナンシャルホールディングスは0.03ポイント増加して12.3%だった。
調査は九州・沖縄地区に本社を置く企業のうち、取引先金融機関が判明した約17万社を対象にした。
同社は、今後想定される実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資の支援先の閉業などで「取引先企業数が変わり、シェアが変動する可能性もある」としている。
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