関西地区の5月住宅ローン金利、5機関引き下げ フラット35は14機関上げ
2023.04.28 19:15関西地区16金融機関のうち、5月の住宅ローン金利(基準金利、以下同)を5機関が引き下げる。4月に金利を引き下げた関西みらい銀行、池田泉州銀行など4機関は逆に引き上げる。
固定金利選択型は、滋賀銀行と京都北都信用金庫、きのくに信用金庫、兵庫信用金庫が設定する2年から20年の全ての期間で金利を0.05~0.15%引き下げる。期間10年で最も低いのは今回変更なしの京都銀行と、引き下げた京都北都信金の3.00%。次いで今回0.05%引き上げる池田泉州銀の3.05%。京都信金の3.10%、みなと銀行3.13%と続く。
フラット35は、調査した15機関のうち14機関で金利を0.07%引き上げる。京都中央信用金庫は2%超だった金利を引き下げる。手数料固定型の期間20年以内は、融資率9割以内が0.4%引き下げの1.72%、同融資率9割超は0.52%引き下げの1.86%にする。
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