会長に就任する浅井副頭取
八十二銀行と長野銀行は4月28日、それぞれ役員異動を内定した。八十二銀の浅井隆彦副頭取(59)が代表権のない会長に就任し、長野銀の非常勤取締役を兼務する。八十二銀の湯本昭一会長(66)は退任する。両行がそれぞれ6月下旬に開く株主総会を経て正式決定する。
副頭取に就任する樋代専務
また、八十二銀の副頭取には樋代章平専務(58)が昇格するほか、新任取締役に長野銀の西澤仁志頭取(60)が就く。両者は6月1日をめどに八十二銀を完全親会社とし、長野銀を完全子会社とする株式交換による経営統合を控えており、経営体制を強化する狙い。