大阪シティ信金、近畿大で起業セミナー OBが創業融資を説明
2023.04.26 20:09
大阪シティ信用金庫(大阪市、高橋知史理事長)は4月26日、近畿大学のベンチャー創出拠点KINCUBA Basecampで「創業融資に関する勉強会」を開催した。在学中に起業を計画する学生・大学院生ら約12人が聴講した。
同大は2025年までに大学発ベンチャー100社の創出を目標に掲げている。キンキュバに登録する学生は約170人。
セミナーでは、同大OBで同信金企業支援部の鷲尾岳大課長代理が、金融機関の種類、創業計画書作成の重要性、審査目線などを説明。セミナー後に質問や個別相談を受けた。
同大建築学部総合理工学研究科の大学院生・森本凛太さん(22)は、町おこしと教育を融合した寺子屋塾のような事業構想を持っている。
森本さんは「共感してくれる友人4人で事業を起こしたい。学生だから応援してくれる人もいる。人づくりと町おこしを合わせた事業化に取り組んだ日本初の人になりたい」と話していた。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定