興能信金、新入職員が取引先訪問 現場の生の声聞く
2023.04.26 19:23
興能信用金庫(石川県、田代克弘理事長)は2023年度から新入職員による取引先企業の訪問研修を始めた。現場の生の声を直接聞き、本業支援など今後の業務に役立てる狙い。
4月26日に本店がある能登町を代表する酒造会社の數馬酒造を訪問。五代目蔵元の數馬嘉一郎氏から酒造会社の働き方の変化などを聞いた。
14日には新入職員9人がカレーショップを展開するチャンピオンカレー(石川県)を訪れ、工場内を見学。品質管理や食品安全マネジメントシステムについて学んだ。その後、同社の福田諒一・店舗事業部長から「金沢カレーの歴史」をテーマにした講義を受けた。
同信金人事部は「企業に興味を持つ場にしてほしい」と今後も訪問研修を継続していく方針。