ふくおかFG、単体決算で特別損失計上 連結業績に影響なし

2023.04.25 20:48
決算
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ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は4月25日、2023年3月期の個別(単体)決算で、関係会社株式評価損として180億7800万円を特別損失計上すると発表した。今回の評価損は個別財務諸表のみでの計上となるため、連結決算では消去され、業績に影響は与えない。


連結子会社のみんなの銀行、ゼロバンク・デザインファクトリーの株式の実質価額が50%以上低下したため、金融商品に関する会計基準に基づく減損処理。同基準では親会社(単体)が保有する子会社株式は、実質価額(子会社純資産)が50%以上下落した場合に減損処理が求められる。  


ふくおかFGはみんな銀について「現在、先行投資期間であるが、事業を軌道に乗せ、利益計上により連結決算に貢献できるよう取り組みを進める」としている。

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