島田掛川信金、藤枝市認定企業を優遇 働きやすい職場で発展目指す
2023.04.21 21:58島田掛川信用金庫(静岡県、伊藤勝英理事長)は4月21日、藤枝市と「働きやすい職場環境づくりの推進に関する連携協定」を締結。市内に勤務する従業員の労働満足度を向上させる狙い。現在、市が策定中の企業を対象にした職場環境改善を促す制度を定着させたい考え。
名称は「働きやすい職場環境認定事業所」制度。事業所における従業員の、①労働時間短縮や育児休暇取得数②生活習慣病予防などの健康管理状況を市が審査し、企業を認定していくもよう。
同信金は認定企業の従業員に対して優遇措置を提供。職域専用で取り扱っている「プレミアムローン」からさらに金利を引き下げる。例えば教育や車、住宅のリフォーム分野では2.0%の金利を1.7%に。同時に介護分野でも新プランを新設し、1.7%の金利とする。
伊藤理事長は「地域企業と住民のニーズにしっかり応えられるよう引き続き支援したい」とあいさつ。同日、遺贈寄付に関する協定も締結した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 銀行と協同組織金融、景況感格差広がる 業績〝二極化〟の兆し
- 【推薦図書】『真田信繁 幸村と呼ばれた男の真実』(平山優著)
- 銀行・大手信金、増える〝親〟向けアピール 内定辞退防止へ3割実施
- 十八親和銀、法人ローンセンター4カ月で2億7000万円実行 行内公募の女性活躍
- 銀行・大手信金、内定辞退者と接点維持 「ファストパス」15先が付与
- 中企庁、〝供給網〟事業承継を推進 企業連携促し廃業防ぐ
- 愛媛銀、新基盤でアプリ開発推進 2万6000時間を効率化
- 北都銀と荘内銀、支店に「営業部」設置 統合後の効果拡大
- 阿波銀、新人研修刷新で早期戦力化 県外店へ〝武者修行〟も
- ナショナルサーチファンド、事業承継 4~10月で4件 成長ビジョン示し信頼得る