ちいきん会熊本ダイアログ、3年ぶり勉強会を開催
2023.04.19 20:13
ちいきん会熊本ダイアログは4月19日、熊本市内で金融機関職員や自治体職員などを対象とした勉強会を開催し、36人が参加した。コロナ禍の影響で3年ぶりに実施し、休止していた活動をリスタートさせた。
講師は、ちいきん会の新田信行代表理事が務めた。「中小企業と伴走する地域金融の役割」をテーマに講演。新田代表理事は、地域金融機関に勤めていた当時を振り返りながら本業支援などを解説。「地域のリーダーとして、人を育てることも重要な本業支援である」と強調した。また、株式会社ウェイビー(東京都)の伊藤健太代表取締役CEOが「熊本からの起業の可能性」について講演した。参加者らは、名刺交換なども行い交流を深めた。
今後、熊本ダイアログは定期的に開催する予定。九州財務局の平岡聡局長は「金融機関や自治体など様々なつながりができることを期待する」とあいさつした。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地銀、「最善の利益」対応に差 外貨建て保険販売で
- 銀行界、新引き当て基準対応 本格化 予想信用損失モデルへ移行
- コンコルディアFG、リレバンを再強化 営業増員、中小融資5兆円へ
- 日本生命、銀行への出向者を引き揚げ・配置転換 26年度以降に実施、26行に影響
- 金融庁、企業価値担保権で基本方針 債務者区分版に影響も
- 公金預金競争が過熱、一部でネット銀参入 地域金融機関に危機感
- 選択を迫られる地銀預かり資産ビジネス
- 宮崎第一信金、タイムリミットは1週間 「総力戦」で稟議書作成
- 福岡信金、女性渉外を育成 一から業務を学ぶ
- 自民党金融調査会、証券会社や銀行に「生体認証」導入促す 証券口座乗っ取り被害拡大で