大阪信金、在日AUS・NZ商工会と共同開催 羊肉、ワインなど商談会
2023.04.19 19:30
大阪信用金庫(大阪市、髙井嘉津義理事長)は4月19日、在日オーストラリア(AUS)・ニュージーランド(NZ)商工会議所と共同で「AUS・NZ試食商談会」を開催した。
参加したのは、牛肉・羊肉を扱うハーネット・コーポレーション、豪州の高級ワインのペンフォールズ、NZのオーガニック・ビーガン・マヌカハニーを輸入するWholesum Japan、ビーフパイの人気ブランドでフォーン・トゥエンティの4社。ペンフォールズの平久江知奈美さんは「2年後の万博には国内外から観光客が訪れる。大阪の営業を強化し、この機会に豪州産ワインを広めたい」と期待する。
日本からは飲食業やサービス業などが1時間に5社(計19社)が商談。イタリアンレストランのオーナーは「豪州・NZ産の食材は珍しくないが、羊肉などは初めて見たブランドだった。味も価格もよく、利用したいと思った」と熱心に話をしていた。
在日AUS・NZ商工会議所の会員は約510人・100社。同商工会と知己のあった同信金の堀畑敏一非常勤理事の紹介で実現した。クレイグ・アズマー事務局長は「ほかにもいろんな食材を扱う業者を紹介できる。日本と豪州は今最もいい関係。商売をもっと活発化させたい」と意欲的。同信金は「東京や他地域でも、開催できるのではないか」と話す。

関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%