福岡銀、店頭業務のセルフ化店舗 9月に2カ店リニューアル
2023.04.18 19:56福岡銀行は4月18日、けやき通り支店、千鳥支店の2カ店をリニューアルし、店頭業務のセルフ化とキャッシュレス化をコンセプトとする店舗を9月4日にオープンすると発表した。店内に配置する行員は、店頭での事務手続きの減少時間を顧客の相談業務に充てる。ふくおかフィナンシャルグループが取り組む〝ゴールベースアプローチ〟を展開する。
両店舗には、地銀で初めて導入している地方税統一QRコードに対応するATMを設置。顧客自ら操作することで、収納などの窓口業務を代替する。
また、初めてリモート手続きブース、WEBサービスコーナーを新設する。同ブースではリモート受付システムを使用し、口座開設や各種届け出業務を行う。店頭の来店客に対し、コールセンターなどバックオフィスのオペレーターが遠隔地から画面で対応する。
WEBサービスコーナーは、店頭やATMコーナーに設置のデバイスを使用。店舗スタッフのサポートを受けながら顧客がウェブで口座開設や住所変更手続きを行う。
人員は、けやき通り支店が行員、スタッフ各6人の計12人、千鳥支店は行員6人、スタッフ4人で計10人。店頭業務のセルフ化に伴い、預かり資産運用や住宅ローンなど顧客のイベントに応じた相談業務にシフトする。