北おおさか信金子会社・きたしん総研、副業人材活用セミナーに80人

2023.04.18 18:32
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パネルディスカッションで副業人材を活用している企業が事例を発表(左は小牧社長、4月18日、きたしん豊中ビル)

北おおさか信用金庫(大阪府、須戸裕治理事長)の子会社・きたしん総合研究所は4月18日、「副業人材活用セミナー」をきたしん豊中ビルで開催し、取引先80人が参加した。豊中市は4月1日、市内の企業が大企業に勤務する人材を副業で活用した場合などに、経費を補助する「人材確保促進補助金」を創設。中小企業に同補助金を周知し、コロナ禍からの業績回復、自社の課題解決の手段として副業人材の活用を促すことが狙い。


同総研は有料職業紹介事業の許可を取得し、同信金営業店と連携して2022年7月から人材紹介業務に取り組んでいる。23年3月末までの人材マッチング成約は21件で、そのうち副業・兼業人材は9件。


セミナーは、同総研と人材紹介で提携しているパーソルキャリアの担当者が「副業プロ人材の活用術」を解説。メリットとして①ハイレベル人材のノウハウ活用②低コスト③雇用リスクがない―などを挙げた。豊中市の担当者は、人材紹介会社への手数料など経費の2分の1、最大10万円を補助する同補助金を具体的に説明。


パネルディスカッションでは同総研の小牧義昭社長が進行役となり、実際に副業人材を活用した2社が事例を発表した。


須戸・同信金理事長は参加者に「具体的な事例を聞いて、心が沸き立つような気持ちになったのではないかと思う。人手不足をクリアする一つの手段として副業人材、人材紹介を利用してもらいたい」と訴えた。

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