SMBC日興証券、Vポイント導入 ファンドラップ残高で付与
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三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC日興証券が4月21日、SMBCグループ共通ポイント「Vポイント」を導入する。富裕層を中心に新たな個人取引の開拓や拡充につなげる狙いがあり、ファンドラップ商品の時価残高に応じてポイントを付与する。
Vポイントは、世界約1億店舗のVisa加盟店で利用できるアプリのポイントチャージや、希望する景品との交換などで利用できる。同証券のサービスでVポイントを付与する仕組みは初めてだが、同社はこれまでVポイント交換対象の景品が当たるキャンペーンなどを展開してきた。
対象商品は「日興ファンドラップ」で、毎月末の時価残高に応じて年0.01%~0.1%分のポイントを付与する。初回はSMBC日興証券のオンライントレードから申し込み手続きを行う。同社は今後、投資信託の購入時にポイントを付与、または利用できるようにするなど、ポイントサービスの拡大を検討している。
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