清水銀、静岡大で講義開講 行員らが講師に
2023.04.14 19:35
清水銀行は4月14日、静岡大学で県内経済の状況や地域活性化に対する取り組みを伝える「地域創造特論Ⅱ」を開講した。7月までの原則金曜日、全15回開く。各講義は本部や営業店役職員、関連会社社員が講師を務める。今年は同大学の2~4年生の約180人の学生が受講。2017年度にスタートし、今回で7年目となる。
23年度は、企業が抱える課題や悩みに対して、同行が取り組んだ事例を紹介する。また、金融リテラシーの向上として資産形成について専担者が解説する。初回の講義では金融業界や銀行の役割、新中計で新たに制定したパーパス「地域を愛し、お客さまの未来をともに考え、共創します」に向けた取り組みを紹介した。
同大学の卒業生でもある八木真樹経営企画部長は「将来、地方創生の担い手となる学生に当行が経験を中心とした事例を伝え、社会について知っていただければ」と話した。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定
- 北国FHD、次世代「勘定系」を外販 初期導入費ゼロで28年1月から