宮崎県内銀行・信金・信組、振込制限の対象拡大 詐欺防止で県警が要請
2023.04.13 15:30宮崎銀行と宮崎太陽銀行、宮崎県内3信用金庫(宮崎第一・延岡・高鍋)、宮崎県南部信用組合は4月20日から、特殊詐欺被害の防止を目的に、高齢者のATM振込の利用制限を拡大する。宮崎県警察の要請を受けての対応。
振込制限の対象年齢を、70歳以上から65歳以上に引き下げる。条件は多少異なるものの、各金融機関ともすでに2年以内の利用実績がないことを条件に70歳以上の利用者の一日あたり10万円以上の振込を制限するなどしていた。
これに加え、宮崎銀は利便性を確保する観点から、高齢者のATM振込制限金額を1回あたり10万円以上から30万円以上に見直す。
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- 金融庁、障害対応の強化要求 クラウド利用拡大で
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に