大阪シティ信金、経営相談のクイントブリッジオフィス開設
2023.04.12 19:52
大阪シティ信用金庫(大阪市、高橋知史理事長)は4月12日、大阪市内にある西日本電信電話(NTT西日本)のオープンイノベーション施設内に経営相談所「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)オフィス」を開設した。同施設内に金融機関が拠点を構えるのは初めて。
クイントブリッジは、NTT西日本が2022年3月に設立。開設1年で法人会員は661組織、個人会員は1万人。毎日200~300人が利用する。
同信金は、企業支援部と最寄りの城東支店から各1人が、施設3階のシェアオフィスエリア内の1室に在籍する。施設利用者のスタートアップ支援や金融相談、利用者同士や僚店の顧客とつなぐ役割を担う。
高橋理事長は、「施設利用者には当金庫の取引先もいる。スタートアップの近い場所に拠点を開設し、相談のハブにしたい」と語った。