大阪シティ信金、万博セミナー開催 展示構想「未来の生活」
2023.04.12 19:11
大阪シティ信用金庫(大阪市、高橋知史理事長)は4月12日、大阪市のオープンイノベーション施設で「大阪・関西万博セミナー」を開催した。出展を希望する中小事業者など約80人が来場した。
同信金は、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」への展示・出展者を選定する認定事業者の1社。同信金では、「健康な生活」「快適な生活」「サステナブルな生活」の実現につながる製品、技術、アイデアを募集。健康のテーマでは、医療・未病・睡眠・スポーツ・食生活などが対象になる。
展示場の構想も発表。生活スタイルを再現する形で、リビングルーム・キッチン・ベッドルーム・エクステリアに区切り、未来の生活スタイル(スマートルーム)を提案する。
当日は、日本国際博覧会協会や大阪産業局が、万博の全体概要や大阪ヘルスケアパビリオンのコンセプト、展示計画を解説。大阪府、大阪市など5自治体が、万博出展支援に関連した技術開発補助金制度を説明した。
高橋理事長は、「2年後の明日(2025年4月13日)に大阪・関西万博が開幕する。万博を契機に、地域が成長・発展するよう支援する」と語った。