川崎信金、職員の福利厚生充実 労働時間短縮や賃上げ
2023.04.10 18:58川崎信用金庫(川崎市、堤和也理事長)は、労働時間短縮と賃上げで福利厚生の充実を図り、ワークライフバランスの向上に注力する。
4月16日から渉外係に支給する外務手当を5000円増額し、3万1000円に変更。9月16日からは平均4.27%のベースアップも実施。最大で5.85%の引き上げとなる。また、同日から終業時間を15分早め、一日の労働時間を8時30分~17時15分の7時間45分とする。
また、毎年3月末に支給している期末特別賞与、7月の創立100周年を記念した特別賞与0.5カ月分を合わせた0.8カ月分を支給。24年卒の大卒初任給の改定も予定し、従来から2万円引き上げ23万円にする。職員のモチベーションの向上や優秀な人材の確保を目指す。堤理事長は「コロナ禍で頑張ってくれた職員に還元していきたい」と話す。
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