徳島大正銀、佐古支店を新築開店 除菌できる照明採用

2023.04.11 08:18
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テープカットで開店を祝う板東頭取(右から3人目、4月10日、佐古支店)
テープカットで開店を祝う板東頭取(右から3人目、4月10日、佐古支店)

徳島大正銀行は4月10日、徳島市内の佐古支店(美木哲支店長)を敷地内で建て替えて新築オープンした。店内の照明に工夫を凝らしたほか、顧客の利便性向上や環境面に配慮した設備を取り入れた。


日亜化学工業(徳島県)が開発した照明を2種類導入。手が触れる機会の多いATMの直上には、国内の銀行で初という除菌機能をもつLEDを採用。ロビーや執務フロアには、調色で24時間周期の体内時計(サーカディアンリズム)の適正化を促すLEDを備えた。



ATMの直上には除菌機能をもつLED照明を採用した(4月10日、佐古支店)
ATMの直上には除菌機能をもつLED照明を採用した(4月10日、佐古支店)

機能面では、税公金収納のセルフ機と大口入金の受付機を同行で初めて設置。窓口業務の効率化と来店客の待ち時間短縮につなげる。また、省電力化や災害時のBCP(業務継続計画)に向けて太陽光発電設備と蓄電池設備を導入している。


板東豊彦頭取は「当行18番目に開設し、70年の歴史を誇る店舗。新築で建物は充実したが、重要となるのは人材だ。これを機に新たな気持ちでお客さまに一層愛される銀行を目指していく」と語った。


鉄骨造り2階建て、敷地約418平方メートル、延べ床約411平方メートル。ATM2台、駐車場8台(うち身体障がい者用1台)。また、同日から佐古東支店を同店に統合させた。

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