静清信金、金庫内外のDX推進 経営企画部に担当部署

2023.04.03 20:44
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静清信用金庫(静岡市、佐藤徳則理事長)は4月3日、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを強化するため経営企画部内に新部署を設置。名称は「DX担当」とした。金庫内外のDX推進役を担う。


これまでは個別の部署で取り組んでいた内容を一本化し、業務の効率化、顧客利便性を高めるサービスの実現を目指す。金庫内では、融資稟議決裁の電子化、営業店事務を本部集中に移行、通帳アプリの機能拡充、WEB完結型ローン商品の充実、SNSを活用した情報発信の強化などを計画している。取引先企業に対しては、しんきんDBを導入し、顧客データを分析。各営業店の提案力を強化し、事業性融資の件数増加を図る。


DX人材の育成にも力を入れる。同信金では、ITパスポート(情報処理推進機構)、金融業務3級DXコース(金融財政事情研究会)、DXサポート(銀行業務検定協会)のDX関連資格取得を奨励。2022年~24年度に合計50人以上の取得を見込む。

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