首都圏信金、各地で入庫式 理事長からの感謝の手紙も
2023.04.03 20:56
首都圏の信用金庫は4月3日、各地の本部本店などで入庫式を開いた。
埼玉県では、埼玉県信用金庫の池田啓一理事長が訓示で「信金職員として〝聞き上手〟になるために、①共感力②洞察力③人間力――が必要」と力説した。式開催後は配属先の部店長らが新入職員を営業店まで案内した。

千葉県の千葉信用金庫は50人が入庫。宮澤英男理事長は「仕事への責任感と学ぶ姿勢を持ち続けること。魅力的な社会人、変化に挑む金融のプロを目指してほしい」とエール。

東京都の東京東信用金庫は中田清史理事長が新入職員49人の家族に感謝の手紙を送った。「ひがしんチームの一員として不可能と思われることも達成することを数多くみてきた。素敵な未来を創造してほしい。全力でサポートする」と述べた。

新入職員55人が入庫した城南信用金庫の川本恭治理事長は「社会人となり不安があるかもしれないが、我々が全力でサポートするので心配ない」と声をかけた。第3代理事長の小原鐵五郎氏の三つの心掛け「正確な仕事、公私の別、マナーを守る」を紹介した。式終了後、新入職員らは列席していた配属部店の支店長らに付き添われ、支店に向かった。
神奈川県の川崎信用金庫は、堤和也理事長が新入職員29人それぞれに辞令を手渡し「何事に対してもプラス思考であれ」との言葉を贈った。辞令交付後、先輩祝辞として入庫2年目の職員が登壇。1年目の時に自分が感じた事や2年目となった現在の状況を新入職員らに話し、メモを取ることや振り返りの時間を作ることなどをアドバイスした。
