福岡銀・西日本シティ銀、マスク無しで入行式 トップらが門出祝す
2023.04.03 19:59
福岡市に本店を置く福岡銀行と西日本シティ銀行は4月3日、入行式を開催した。4年ぶりにマスク無しの実施となった。
福岡銀は新入行員187人が参加。会場に入る前に、サプライズで五島久頭取がレッドカーペットの花道で出迎えた。ボールペンと五島頭取自らが署名したメッセージカードのプレゼントを手渡した。
五島頭取は「仕事は簡単ではないし、辛いこともあるが、お客様や仲間のために頑張ったら喜んでもらえる。それが自分の喜びにもなる。これから一緒に頑張りましょう」と挨拶した。新入行員は「地域の方々のニーズにあった提案ができるような行員になりたい」と抱負を語った。

西日本シティ銀は新入行員164人が参加。村上英之頭取は、祝辞で①自分の頭で考える②素直で謙虚な心を持つ③自己研さんに励むこと――3点を社会人として心がけてほしいことを伝授。「アドバイスを謙虚に受け止め、どう生かすか考えることが成長の近道である」とエールを送った。新入行員は「マスク無しでお客様と接することができるようになることを期待している」と話した。

関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%