4月の関西地区住宅ローン 7機関が金利引き下げ
2023.03.31 21:49関西地区17金融機関は、4月から住宅ローン金利(基準金利)を一部で引き下げる。2023年に入り金利は上昇傾向にあったが引き下げに転じる。
10年固定金利は7行庫が0.1~0.3%引き下げ、京都銀行と池田泉州銀行は最も低い3.0%となる。関西みらい銀行、池田泉州銀、南都銀行、紀陽銀行、但馬銀行は、設定する2年から20年までの全期間を引き下げる。
ほか9機関は金利を据え置く。金利引き上げには慎重姿勢かつ戦略的に低く抑える京都信用金庫や大阪信用金庫などは、期間10年が3.1%と今回引き下げる機関より低利率の先もある。
変動金利は、全17機関が2.175~2.675を据え置く。
フラット35は全機関が金利を引き下げる。融資額が9割超で「期間20年以内定率型」は、関西みらい銀や京都信用金庫など9機関が1.47%と前月から0.59%引き下げる。