ふくおかFG、横浜銀にSDGs可視化サービス提供
2023.03.31 19:38ふくおかフィナンシャルグループ(FG)は3月31日、傘下のSDGs支援子会社サステナブルスケールの独自指標を横浜銀行が取り扱うと発表した。同FG傘下3行以外での取り扱いは初めて。
提供する「Sustainable Scale Index(SSI)」は、九州大学と共同開発。約200項目の評価データに基づいて、企業のSDGsやESGの取り組み状況を数値化することで、他社との比較が可能となり、課題の把握ができる。
2021年11月から福岡銀行と十八親和銀行、熊本銀行が顧客向けにサービスを開始。2月末時点の3行の利用実績は、660件を超えた。
横浜銀は、SDGs経営支援ツール「SDGs事業性評価」の支援メニューを拡充。専門家の知見を活用し、サステナビリティ経営の高度化に向けたニーズの把握に努める。
ふくおかFGは、課題を浮き彫りにし、解決に向けて伴走支援できるツールとして、全国の金融機関にSSIの利用を提案。サステナブルスケ―ルの担当者によると、他金融機関でもサービス導入を検討しているという。