日本銀行の黒田東彦総裁が4月8日、10年間と歴代最長となる任期を終える。短期決戦で始めたはずの異次元の金融緩和策は、今なお「2%物価安定目標」の達成には至っていない。一方で“劇薬”とされる政策の長期化によって、金融機関の収益圧迫や市場機能低下など副作用を生んだ。政府・日銀は金融政策だけでは限界があることを真摯(しんし)に受け止めるべきだ...
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