富山第一銀、SLL第1号案件 「見守りサービス」会社へ
2023.03.28 18:57富山第一銀行は3月28日、立山科学(富山県)とSDGs(持続可能な開発目標)などに関連した目標達成で金利を引き下げるサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)の契約を締結した。同行のSLL第1号案件となる。
立山科学は、自社が提供する高齢者の見守りサービスの拡大を目標に設定。通信機器を使い1人暮らしの高齢者の安全をサポートするもので、サービスの拡大は社会課題の解決につながる。
融資額は非開示。融資期間は4年。同行はSLLのほか、グリーンローンやポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)などサステナブルファイナンスの推進に力を入れている。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 広島銀、請求書業務のDX後押し 新システムで決済口座確保
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- 地銀、外貨保険販売が36%減 24年度下期、10万件割れ
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%