武蔵野銀、災害用非常食を贈呈 フードドライブ展開

2023.03.28 17:38
社会・地域貢献
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長堀頭取(右から2番目)は、フードドライブで集まった食品などを子ども食堂関係者に寄贈した。(3月28日、本店地域創生スペース「M’s SQUARE」
長堀頭取(右から2番目)は、フードドライブで集まった食品などを子ども食堂関係者に寄贈した。(3月28日、本店地域創生スペース「M’s SQUARE」

武蔵野銀行は3月28日、未使用食品や営業店・本部で備蓄している災害用非常食約280箱を埼玉県子ども食堂ネットワークに寄贈した。同行本店で行われた寄贈式で、長堀和正頭取が同ネットワークの東海林尚文代表理事に直接、食料品などを手渡した。


同行は2月から、行員とその家族が参加して未使用食品を持ち寄り、埼玉県内の子ども食堂に寄贈する〝フードドライブ〟運動を展開。約100箱分の米や乾麺、レトルト食品、菓子などの食料品が集まった。その食料品と営業店・本部で備蓄しているアルファ米、クッキーなどの災害用非常食約180箱分を寄贈した。災害用非常食は、賞味期限3年で入れ替えを行っているが、4カ月ほど期限を残した物を贈った。


3月13日から順次、同ネットワークの越谷こども食堂と熊谷なないろ食堂、子ども食堂「ぽっかぽか」、多世代食堂「桂の食卓~桂ん家」にそれぞれ40箱、合計160箱を寄贈。今回は、残り120箱を贈った。


長堀頭取は災害備蓄用の非常食の有効活用から始まった運動だったが「行員一人一人の家庭から想定以上の食料品が集まった。子供たちを応援する行員の多さ、熱意を頼もしく感じた」と話した。同行は子ども食堂に対し、今後も食料品支援のほか文房具やトイレットペーパーなど日用品の支援も行っていく考え。

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