大分みらい信金、本店ビルグランドオープン
2023.03.28 15:46大分みらい信用金庫(大分県、森田展弘理事長)は3月28日、別府市に本店ビルをグランドオープンした。2022年4月に迎えた創立100周年事業の一環で、旧本店を取り壊し、約3年かけて建て替えた。22年12月にビル内の本店営業部が先行営業しており、駐車場の整備を終えて、全面開業した。
新本店ビルは、鉄筋コンクリート造6階建て。「地域、職員に永く親しまれる本店」を基本コンセプトに、安全性、快適性、柔軟性、地域貢献、親近感、低費用をキーワードに設計した。1階は本店営業部、個人ローンや年金の相談拠点「みらいハートプラザ」、2階はみらいホール、3~5階は本部、6階は食堂。
同日のグランドオープンセレモニーで、森田理事長は「新本店ビルを拠点として、さらに地域の皆様のお役に立ち、親しまれる信金を目指して、役職員あげて努力していきたい」と挨拶。その後、別府市の長野恭紘市長と別府商工会議所の西謙二会頭が祝辞を述べた。
同日、別府市と「災害時における施設等の提供協力に関する協定」も締結した。地震など大規模災害の発生時、本店ビル2階のみらいホール(150人収容)やシャワー室を近隣住民や帰宅困難者、観光客などに一時的な避難施設として開放する。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中企庁、再構築補助金を再開 「借り換え」で加点も
- 金融機関、「口座管理法」対応急ぐ デジ庁説明遅く時間足りず
- 金融庁、次の照準は安定配当商品 仕組み貸出増加も警戒
- 宮城第一信金、宇宙関連企業に単独融資 新興企業支援を本格化
- デジタル庁、公金受取口座 手数料固める 1件490円に引き上げ
- ことら送金、提供金融機関400先が視野 資金移動1社も準備段階
- みずほ銀や横浜銀など普通預金金利引き上げ相次ぐ、マイナス金利解除受け年0.02%へ 全国に波及
- 柏崎信金、障がい者向けコンサートに50人 つのだ☆ひろさん招く
- 中企庁、グループ化加速へ投資 ファンドに地域金融も
- 地銀、合意自治体が増加 指定金の内為運営費負担