ほくほくFG、GHG排出量を算定 スコープ3に対応

2023.03.27 18:56
脱炭素
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ほくほくフィナンシャルグループ(FG)は3月27日、地方銀行で初めて、米パーセフォニ社のプラットフォームを活用して温室効果ガス(GHG)排出量算定の高度化に取り組むと発表した。自社と投融資先を一元的に算定し、スコープ3カテゴリー15(投融資に伴う排出)に対応する。


SCSKの支援を受け、パーセフォニ社の炭素会計システムを使う。多数の投融資先を一括して算定できるため、作業を大幅に効率化できる。作業の負担を減らすことで、人的リソースを本来の目的である排出量削減支援などに割けるようになる。


東京証券取引所プライム市場に上場する企業は、気候関連財務情報開示タスクフォースの提言に基づいた開示が必要になるなど、対応が求められている。

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