近畿財務局、弁護士会と事業者支援シンポ開催
2023.03.23 18:48近畿財務局は3月23日、大阪弁護士会館で近畿弁護士会連合会、大阪弁護士会と「有事における事業者支援」をテーマにシンポジウムを共催。実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資の返済本格化を見据え、地域金融機関、支援機関と弁護士の連携・協働が目的で、約170人が参加した。
講演は、近畿財務局理財部の郷地弘哉・金融調整官が、経営者保証改革プログラムの概要を説明。追手門学院大学の水野浩児教授は、事業者支援で弁護士や支援機関を活用した「人材育成と知の共有」を強調した。
パネルディスカッションは水野教授、橋本卓典・共同通信社編集委員、南村高教・奈良県中小企業活性化協議会統括責任者、小林寛治弁護士(コーディネーター)が参加。事業者支援に関する取り組みと課題を議論し、コロナ禍などの有事をチャンスに変えることの重要性を訴えた。
関連記事
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 東海地区地域銀、住宅ローンで全国突出、愛知三河の競争過熱
- 琉球銀石嶺支店、長短戦略で業績伸長 20期ぶり優績店表彰
- 三井住友FG、マネーフォワードと事業連携 オープン戦略で「オリーブ」基盤拡大
- 都銀と地域銀、国債運用の姿勢に差 政策金利見通しで〝違い〟
- 地銀、割れるDC掛け金見直し 社員向け支援多様化
- 信金中金としんきんAM投信、投信窓販の知見拡大へ 東名阪で信金向け新研修
- 【M&A 地銀の選択】(4)譲渡の決断、寄り添う5年
- ネット銀、定期預金の伸び顕著 auじぶん銀は2倍
- 盛岡信金本町支店、全員セールスで目標達成 働きやすい職場環境整備
- りそなHD、アプリ2000万DL目標 地銀へ提携働きかけもー南社長インタビュー