栃木県内の信金・信組など、産業支援センターと連携
2023.03.23 10:04
栃木県内6信用金庫(足利小山、栃木、鹿沼相互、佐野、大田原、烏山)と2信用組合(真岡、那須)、日本政策金融公庫、商工組合中央金庫は3月22日、プロフェッショナル人材(プロ人材)拠点や栃木県よろず支援拠点などを抱える栃木県産業振興センターと連携協定を締結した。プロ人材のマッチング支援など県内中小企業支援で連携していく。
連携協力項目は五つ。①栃木県プロ人材戦略拠点による課題解決に必要な人材のマッチング支援②栃木県よろず支援拠点による経営課題の解決支援③とちぎAIセンターによるデジタル技術の導入・利活用やDX(デジタルトランスフォーメーション)への取組支援④中小企業支援⑤双方が合意した事項――となっている。
とちぎ産業創造プラザで行われた締結式には、6信金、2信組の全理事長ら関係者が集い、それぞれ協定書を同センターと交わした。橋本公之栃木県信用金庫協会長(鹿沼相互信用金庫理事長)は同センターが「中小企業を支援するための最初の相談窓口。今後、第一線の職員向けに勉強会などを開いてもらい、お客様の課題解決に役立てていきたい」と話した。
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 北陸銀と北海道銀、営業支援システム導入 年18万時間の作業削減
- 金融界、「隠れリース」特定に本腰 27年の新基準適用迫り
- 群馬銀、ストラクチャードファイナンス3年5.7倍 RORA向上に寄与
- 金融庁、決算書入手方法を調査 地域金融の実態把握へ
- 京都中央信金、理事長に植村専務が昇格 白波瀬氏は代表権ある会長へ
- 福井銀、野村証券と包括提携2年 預かり残高5000億円超
- 固定型住宅ローン、金利〝決め方〟見直し機運 参照指標「再検討」も
- メガバンク、上場廃止増えLBOローン好調 三菱UFJ銀は管理高度化
- 信金、店舗減少が小幅にとどまる 職員数推移との格差鮮明
- 地域銀・信金、NISA口座伸び悩む 3カ月の増加率1%