十六リース、EV車2台導入 CO2年3.8㌧削減 

2023.03.22 16:22
脱炭素
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ガソリン車の普通乗用車から軽自動車のEV車に切り替えた(3月22日、同社駐車場で)
ガソリン車の普通乗用車から軽自動車のEV車に切り替えた(3月22日、同社駐車場で)

十六フィナンシャルグループ(FG)子会社の十六リースは、3月22日に電気自動車(EV車)2台を導入した。東海地区の地銀系リースでの導入は初。年間約3.8㌧の二酸化炭素(CO2)排出量を削減できる。十六FGがサステナビリティKPIで掲げるCO2排出量50%の削減目標達成に向けて積極展開していく。


導入したのは、三菱ekクロスEV。同社で保有する60台の大半はガソリン車で、年90トンのCO2を排出している。銀行を除くグループ各社でEV車を8台まで増やしたい考えもあり、削減目標の達成に向けて営業車の切り替えを積極的に進めていく。充電設備も4台設置した。


また、今回の導入を契機に、カーボンニュートラルに関心のある取引先への提案を強める。同社ではリース車を約7300台扱っており、切り替えのタイミングで案内。白木幸泰社長は「まずは社員が体感し、お客さまへの提案に生かせれば。カーボンニュートラルプログラムの一つとして展開していく」と意気込みを語った。

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