大阪シティ信金、羽曳野市と包括連携 企業支援や観光振興に期待
2023.03.18 14:51![包括連携を結んだ高橋・大阪シティ信金理事長(左)と山入端・羽曳野市長(3月17日、羽曳野市役所)](https://img.nikkinonline.com/wp/wp-content/uploads/2023/03/on大阪シティ信金 羽曳野市と連携 ① 2023.3.17-20230317060207-1-scaled.jpeg)
大阪シティ信用金庫(大阪市、高橋知史理事長)は3月17日、大阪府の羽曳野市(山入端創市長)と企業支援や観光振興などを含む包括連携協定を結んだ。
羽曳野市は大阪市の南に位置し、ぶどうやいちじくなどの農作物の栽培が盛んで、世界文化遺産の百舌鳥・古市古墳群がある。また、市内には中小企業も多く、SDGs(持続可能な開発目標)や脱炭素の取り組み推進支援も包括連携の狙い。
連携の主な協力事項は、①市民生活②見守り支援③ふるさと納税④企業支援――など。
山入端市長は、「市内にはワイン醸造所もあり、若い人の流入がある。一方で、商店街での閉店や空き家問題もある。定期的に交流会を催し協力をいただきたい」と挨拶。
高橋理事長は、「SDGsや脱炭素対応は重要だが、中小企業では遅れている。市の補助金や協力を得られれば啓蒙(けいもう)活動を具体的に進められる」と語った。
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