ふくおかFG3行、脱炭素へ私募債開始 収益一部を森林開発へ寄付

2023.03.16 19:17
脱炭素
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ふくおかフィナンシャルグループ(FG)傘下の福岡銀行と十八親和銀行、熊本銀行は3月16日、脱炭素応援私募債の取り扱いを開始した。SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環。すでに取り扱っているSDGs私募債のラインナップを拡充する。


同商品は、私募債を発行した企業からの収益の一部を全国で被災した森林や開発跡地での森林再生活動に取り組む「認定NPO法人環境リレーションズ研究所」に寄付するもの。 


同法人の森林再生事業「Present Tree事業」は2005年に開始し、これまでに国内外49カ所で35万本以上の植樹や育樹実績がある。現在、熊本県山都町で森林整備プロジェクトが進められている。


発行金額は5000万円以上(信用保証協会の保証がある場合は3000万円以上)。資金使途は運転資金や設備資金、寄付額は私募債発行額の0.1%相当額。


同私募債の発行企業には、植樹場所や植樹本数などを記載した「植樹証明書」を発行する。

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