東京都、サステナリンクローン連携 3メガなど13機関に拡大

2023.03.19 04:50
提携・連携 SDGs
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東京都はサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)の推進で金融機関との連携を拡大している。このほど、三菱UFJ銀行と三井住友銀行が加わり、連携済みのみずほ銀行やきらぼし銀行などと合わせて計13機関となった。都内中堅・中小企業にサステナビリティ経営への転換を促すため、連携金融機関とSLL普及を後押しする。


都は「国際金融都市・東京」構想2.0の一環でSLL関連の補助金制度を創設し、今年度から連携金融機関の募集を開始した。連携する13機関のうち地域銀行は8行。きらぼし銀は22年12月に、都の同補助金制度利用可能を明記した「きらぼしSLL(フレームワーク型)」の取り扱いを開始した。


都内の中堅・中小企業がSLLを活用する際に、目標、計画策定などのコンサルティングや第三者機関による外部評価にかかる費用を補助する。また連携金融機関がSLLのフレームワーク策定に発生する経費の一部も対象となる。補助金限度額は対象経費の50%(上限100万円)。


都が3月15日に募集を締め切った22年度の補助金申請には、一部の企業・金融機関から応募があった。23年度も募集を行う予定で、連携金融機関とともにSLL利用促進を本格化させたい考え。


連携金融機関は次の通り▽みずほ銀行、東京きらぼしフィナンシャルグループ・きらぼし銀行、群馬銀行、第四北越銀行、日本生命保険、千葉銀行、東和銀行、八十二銀行、武蔵野銀行、明治安田生命保険、常陽銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行(※連携協定締結日順)

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