あいちFG、傘下2行トップが東京支店を激励 共同店舗化で

2023.03.16 16:18
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挨拶する、あいちFGの伊藤社長(3月16日)

あいちフィナンシャルグループ(FG)傘下の愛知銀行と中京銀行の両トップが3月16日、共同店舗化した東京支店を激励で訪れた。店舗コストの削減などを目的に、3月13日に実施していた。新住所は東京都中央区八丁堀四丁目10番4号ヒューリック八丁堀第二ビル3階(中京銀東京支店内)。


同じフロアに机を並べた2行の行員(計17人。パート含む)を前に、あいちFGの伊藤行記社長(愛知銀頭取)は「2024年度中の合併へ向けて準備は順調に進んでいる。そうしたなかで、両行の融和が最も重要だ。共同店舗化はその近道になる。あいちFGの社員として一緒に頑張ってほしい」と激励した。


小林秀夫副社長(中京銀頭取)は「愛知県ナンバーワンの地域金融グループを目指す集団となったことを改めて実感した。ただ今後、いろいろなギャップも出てくると思うので、お互いの良さを発見する姿勢で仕事をしてほしい」とエールを送った。



あいちFG傘下2行の東京支店が入ったフロア内で行員に声をかける伊藤社長(中央)と小林副社長(中央右、3月16日)

23年5月には、2行の大阪支店も共同店舗化する。


あいちFGは22年10月の設立から2年をめどに、傘下2行の合併とシステム統合を予定している。店舗は、店舗内店舗の実施などで40~50カ店を再編する計画。


3月初めには両行の若手行員計13人で構成する「新サービス創造プロジェクトチーム」を発足させた。伊藤社長は「若い世代の感覚を生かした新しい動きを期待したい」と話した。

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