証券ジャパン、新しい資産形成セミナー GBA型ラップを訴求
2023.03.14 16:23
岡三証券グループの証券ジャパンは3月13日、顧客の目標(ゴール)に基づいた資産運用プランを提案し、アドバイザーが伴走するゴールベースアプローチ(GBA)をテーマに新しい資産形成セミナーを開催した。会場には金融商品仲介業者(IFA)ら約50人が来場。オンラインでは約370人の個人(支店経由含む)が参加した。
証券ジャパンは2月から日本資産運用基盤グループ(JAMP)、QUICKと共同開発したGBA型ラップサービス「ユメミライテラス」の提供を始めた。同社はIFAや地域金融機関にも展開していきたい考え。
同セミナーに登壇したJAMPの大原啓一社長は「しっかりとした入り口のプランニング、その後のメンテナンス、そしてお客様に変わってまさかに備えてモニタリングする、そこまで含めたサービスが必要ではないか」という気づきから、GBA型ラップサービスの立ち上げに至ったと明かした。
証券ジャパンの綿川昌明社長は相場情報の提供ではなく「ライフプランとしてのアドバイスがどれくらいできるかがポイントになってくる」とし、アフターフォローの重要性を強調した。

関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 中堅の外資生保、乗合代理店からの要求に苦慮 変額保険手数料で
- 地域金融機関、半数の250機関が預金減 金利戻りパイ奪い合い
- 八十二銀、AIモデル開発50種に 投信販売モニタリングも
- 広島銀、金利再来でALM改革 各部門の収益責任 明確に
- 多摩信金、住宅ローン168億円増 業者紹介案件が4割強
- 横浜銀や静岡銀など20行庫、生成AIの実装拡大へ 検証結果・最善策を共有
- 金融庁・警察庁、URL貼付禁止案を軟化 銀行界から反発受け 不正アクセス防止で
- カムチャツカ半島付近でM8.7の地震 一部金融機関の店舗で臨時休業
- あおぞら銀の中野さん、金融IT検定で最高点 専門部門との対話円滑に
- 信金中央金庫、栃木信金に資本支援 資本注入ルールを改定