東京海上日動、ドラレコ保険100万件突破
2023.03.13 21:30
東京海上日動火災保険は3月13日、同社のドライブレコーダー付き自動車保険「ドライブエージェント」の保有契約件数が100万台を突破したと発表した。個人・法人向けサービスの合算。3月第2週の業績集計で確認した。2017年4月の個人型(DAP)発売から5年11カ月目で大台乗せとなった。
DAPは月額650円で通信機能搭載のドラレコを貸与し、事故発生直後に事故受付センターへつながるサービス。
発売当初の単月契約件数は1000~3000件ペースで推移したが、いわゆる〝あおり運転〟の社会問題化などを背景に急速にペースを上げ、17年度第4四半期に5万件を突破した。
21年4月には前方カメラと車内カメラ一体型を加え、月額850円のサービスとした。
これらの導入により1契約当たりの事故発生率は約13%削減(23年1月時点)した。事故解決日数も約15%(21年10月)の短縮につながっている。
関連記事
関連キーワード
おすすめ
アクセスランキング(過去1週間)
- 地域銀7行が先行導入 マネロン機構のAIスコア
- 春の叙勲 金融界から24人
- 金融5団体と商工中金、適正な競争へ新枠組み 過去の民業圧迫踏まえ
- 地域銀・信金、取引先の経費削減支援 コンサル会社と連携拡大
- 京都信金、職員向け「京信大学」200回 講座受講者、延べ4000人超
- 十八親和銀、投信客への架電デスク新設 7万先にアプローチ
- Techで変える(2)宮崎銀、融資稟議書作成を自動化 業務時間は95%削減
- 日銀、政策金利を据え置き トランプ関税で海外経済減速見通し
- 大手損保、地銀の窓販デジタル化 火災保険、満期急増で
- SMBC日興証券、25年3月期純利益727億円 純営業収益はSMBC入り後過去最高