日本生命、元職員が1532万円詐取
2023.03.13 15:13日本生命保険は3月13日、長崎中央営業部に在籍した40代の元営業職員が、架空の保険を提案するなどして顧客1人から1532万円を詐取する事案が判明したと公表した。不正行為は2017年4月から22年10月まで。顧客自身からの申し出に基づき社内調査を実施、不正の事実を確認した。
元職員は被害者に架空の保険を提案のうえ、現金および不正な口座へ入金させるなどして金銭を詐取。また被害者の親族を契約者とする保険料名目で金銭を得ていた。同社は被害金額を弁済し、同額を元職員へ徴求する。元職員は2月24日付で退職済みだが、今後、社内規定に基づき厳正な処分を課したうえで刑事告発も行う予定だ。
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