(更新)13日の日経平均は大幅続落、米銀破綻を警戒 終値311円安

2023.03.13 16:56
株式市場
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13日の東京株式市場は大幅に続落。日経平均株価の終値は前営業日比311円01銭(1.11%)安の2万7832円96銭だった。6営業日ぶりに2万8000円の節目を下回った。米シリコンバレー銀行(SVB)の経営破綻を受け、世界経済への影響を警戒するリスク回避から売りが膨らんだ。


朝方から安く始まった日経平均は午前途中に一時前営業日比500円超下落した。前週末の米ダウ工業株30種平均が345ドル(1.07%)下落した流れを引き継いだ格好。午後に入りやや下げ幅を縮めたが力不足だった。


米国では、金利上昇から保有債券の損失が膨らんだSVBに続き、12日にニューヨークが地盤の米シグネチャー・バンクが事業を停止した。金融市場の混乱が広がる可能性を警戒し、国内でも銀行株が売られた。


一方、13日の東京外国為替市場では円が買われ、一時1ドル=133円台半ばまでドル安・円高が進んだ。その後、ドルは買い戻され、16時46分現在は1ドル=134円40銭付近で取引されている。株式市場では電気機器や機械、自動車など輸出関連が下落した。

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