瀬戸信金、尾張旭市の商品開発事業後押し
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瀬戸信用金庫(愛知県、成田順一理事長)が後押しした「尾張旭の魅力が伝わる新商品開発事業」の試作品発表会が3月10日に開かれた。会場のスカイワードあさひには、食品や雑貨などの九つの商品が並んだ。
尾張旭市による事業で、地域活性化を目的に一般募集したアイデアから新商品の開発を目指す。2022年7月からの約2カ月間で計1479件の応募があった。最終的に、イートイン商品などの旭色部門とお土産部門、雑貨類のあさぴー部門で各三つの商品が完成。特産品のいちじくを使用したタルトやバーガー、同市のマスコットキャラクター「あさぴー」が描かれたトートバッグが注目を集めた。
協力団体の同信金は、同市内にある支店に募集チラシを設置するなど、事業をサポートしてきた。商品の開発段階ではターゲットや価格などを設定し、試食会では改良点を明確にした。地域貢献室は「市外に尾張旭市の魅力が広がり、多くの人々が訪れるきっかけにつなげる」とした。