三菱UFJ銀、印ビール会社に出資 排出量ネットゼロ支援
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三菱UFJ銀行は3月10日、インドでプレミアムビールの製造・販売を行う「B9 Beverages Limited」と1000万米ドル(約13億6000万円)の出資契約を締結したと発表した。同行は出資を通じて、同社の事業拡大や温室効果ガス(GHG)排出量削減の取り組みを支援する。
同行は1953年に現在のムンバイ支店を開設し、長年にわたり現地顧客に金融サービスを提供している。B9は2015年に設立。成長が著しいインド国内において、高品質なプレミアムビール市場で存在感を高めており、国内のアルコール文化の醸成を通じて豊かな暮らしの実現に貢献する。
同社は「Mission To Zero」をビジョンに掲げ、自社醸造所におけるGHG排出量ネット・ゼロに向けた技術課題解決を進める。今回、同行は出資を通じてB9設備投資に係る資金調達、海外進出、技術課題解決への支援を実施し、インドにおけるサステナビリティの取り組みを後押しする。
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